固定資産税をアメックスで手数料なしで払う方法【2026年版・nanacoルートの現状】

固定資産税をアメックスで手数料なしで払う方法【2026年版・nanacoルートの現状】 クレカ修行
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アメックスでnanacoにチャージして固定資産税を払うイメージ

毎年やってくる固定資産税の納付。少しでもお得に支払いたいと考えたとき、アメックス(アメリカン・エキスプレス)を活用するルートが気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は2026年時点で、固定資産税をアメックスを使って「決済手数料ゼロ」で支払う方法と、その注意点を整理します。

そもそも固定資産税をクレジットカードで直接払うと手数料がかかる

固定資産税をはじめとする地方税は、全国共通の「地方税お支払サイト(eLTAX)」からクレジットカード払いができます。Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubが利用可能で、もちろんアメックスも対応しています。

ただし、ここで問題になるのがシステム利用料(決済手数料)です。東京都主税局の案内によれば、1万円までごとに37円(税抜)、以降1万円ごとに75円(税抜)の手数料が上乗せされます。納付額が10万円なら税込で800円前後、20万円を超えてくると1,500円以上の手数料がかかる計算です。

多くのクレジットカードのポイント還元率は0.5〜1.0%程度ですから、手数料を差し引くとほとんど旨味がない、もしくはマイナスになってしまうケースも珍しくありません。

nanacoを使えば「コンビニ払いの手数料ゼロ」で固定資産税を払える

そこで古くから知られているのが、電子マネー「nanaco」を経由した支払い方法です。固定資産税の納付書(バーコード付き)をセブン-イleven のレジに持参し、nanaco残高で支払えば、決済手数料は一切かかりません。

ポイントは次の通りです。

  • nanaco残高1枚あたりの上限は5万円(センター預かり分と合わせて10万円まで)
  • 支払い時にnanacoポイントは付与されない(税金支払いはポイント対象外)
  • 納付書のバーコードがあること、コンビニ収納可能な金額(30万円以下が一般的)であること

つまり「税金支払い」自体ではポイントは貯まりませんが、クレジットカードからnanacoにチャージする段階でポイントを稼ぐのが、いわゆる「nanacoルート」の本来の狙いというわけです。

Apple Payのnanacoならアメックスが登録できる

かつてはセブンカード・プラス以外でもnanacoのクレジットチャージが可能でしたが、2020年3月12日以降、新規にチャージ登録できるのはセブンカード・プラスのみとなりました。

そんな中で2023年にスタートしたのが「Apple Payのnanaco」です。iPhoneのウォレットアプリにnanacoを発行し、Apple Pay経由でチャージする方式で、JCB・Mastercard・American Expressブランドのクレジットカードからチャージできます

ここで、「nanacoルートでアメックスを利用する」という選択肢が再び現実的になったわけです。

具体的な手順

  1. iPhoneのウォレットアプリで「Apple Payのnanaco」を発行する(年会費無料、発行手数料無料)
  2. ウォレットに登録済みのアメックスカードを、nanacoのチャージ元カードに指定する
  3. 必要な金額(残高上限の範囲内)をチャージする
  4. セブン-イレブンのレジで納付書を提示し、「nanacoで支払います」と伝える

これで決済手数料ゼロで固定資産税を納付できます。

【重要】2026年時点ではアメックスのポイントは付与されない

ここからが本記事でいちばんお伝えしたい注意点です。

アメリカン・エキスプレスはポイント加算対象外取引を公式に定めており、「電子マネーへのチャージ・入金(nanaco・WAON・楽天Edyなど)」はポイント付与の対象外とされています。Apple Pay経由のnanacoチャージも例外ではなく、アメックスのポイントは付きません。

さらに、過去には「アメックス→au PAY残高チャージ→au PAYからnanacoへチャージ」という抜け道ルートも知られていましたが、こちらも2024年12月以降、Marriott Bonvoy アメックスをはじめとした主要なアメックス発行カードでau PAYチャージがポイント対象外となっています。

つまり2026年5月時点で、「アメックス→nanacoルートでアメックスのポイントを大量に稼ぐ」というスキームは事実上ふさがれています

それでもこのルートにメリットはあるのか

「ポイントが付かないなら意味ないのでは」と思われるかもしれませんが、メリットはゼロではありません。

  • 決済手数料がかからない:地方税お支払サイトでクレカ直接払いした場合の0.8〜1.0%程度の手数料を回避できる
  • 現金を持ち歩かずに支払える:iPhoneひとつで完結する
  • アメックスの利用枠を活用できる:手元の現金を温存し、引き落とし日までキャッシュフローに余裕が生まれる

とくに納付額が大きい方ほど、決済手数料の節約効果は大きくなります。10万円の固定資産税なら手数料約800円、30万円なら2,500円前後の節約になる計算です。

ポイントも狙うならMastercard系の併用も検討

「どうせnanacoルートを使うなら、チャージ段階でもしっかりポイントを取りたい」という方は、Mastercardブランドのリクルートカード(還元率1.2%)など、Apple Payのnanacoチャージがポイント付与対象として残っているカードを併用する選択肢もあります。

ただし、こうしたカードもいつ改悪されるかわからないため、現時点での最新情報をご自身で必ずご確認のうえ実施されることをおすすめします。

まとめ

  • 固定資産税をクレジットカードで直接払うと0.8〜1.0%程度のシステム利用料が発生する
  • nanaco残高でコンビニ払いすれば手数料ゼロ
  • 2026年現在、Apple Payのnanacoならアメックスをチャージ元に登録できる
  • ただしアメックスからのnanacoチャージはポイント付与対象外
  • 「手数料を払いたくない」「キャッシュレスで完結させたい」という目的にはアメックス経由でも有効
  • ポイント獲得を最大化したい場合は、Mastercard系カードの併用も検討の余地あり

毎年必ず発生する固定資産税。納付方法ひとつで数百円〜数千円の差が出ますので、ご自身の優先順位に合わせてベストな方法を選びたいですね。

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