通信キャリア大手のKDDI(証券コード9433)は、24年連続の増配と株主優待制度で個人投資家からの人気が高い銘柄です。2025年度から優待制度が大きく刷新され、従来のカタログギフトから「Pontaポイント」や「ローソン・成城石井の商品セット」を選べる方式へと変わりました。ここでは、公式IR情報をもとに、優待の獲得条件・内容・配当の現状を整理します。
KDDIとは
KDDIは「au」ブランドの携帯電話サービスを中心に、通信インフラや金融、エネルギー、DX事業などを幅広く手がける総合通信企業です。景気に左右されにくい通信料収入をベースにした安定的な収益構造が特徴で、長期保有向けの高配当・優待銘柄として知られています。
株主優待の内容と獲得条件
KDDIの株主優待は、毎年3月31日時点の株主名簿に記載された株主が対象です。獲得には200株以上を1年以上継続して保有していることが条件となります。株式分割を経て、優待の基準が200株以上に整理されました。
優待の内容は保有期間に応じて金額が変わります。
- 保有1年以上5年未満:2,000円相当
- 保有5年以上:3,000円相当
受け取れる特典は、次の中から1つを選ぶ形式です。
- Pontaポイント(au PAY マーケットで利用すると1.5倍に増量可能)
- ローソン・成城石井の商品セット(お菓子、発泡酒、レトルト食品、アイスコーヒー、ワインなどから選択)
- 寄付(優待相当額を環境保全・社会貢献活動を行う団体へ寄付)
Pontaポイントを選んでau PAY マーケットで1.5倍に増量すれば、2,000円相当が実質3,000円分の買い物に使える計算になり、通信料の支払いにもポイントを充当できる点が使い勝手の良さにつながっています。
24年連続増配という実績
KDDIは配当面でも際立った実績を持ちます。2026年3月期は前期比7.5円増の1株あたり80円が予定されており、これで24期連続の増配となります。配当の権利月は3月と9月の年2回で、安定したインカムゲインを狙える点が長期投資家に評価されています。優待と配当を組み合わせることで、通信サービスを利用しながら保有を続けるメリットが大きい銘柄と言えます。
投資する際の注意点
優待の獲得には1年以上の継続保有が必須のため、権利確定月の直前に買っても初年度は優待の対象になりません。また、優待の申し込みには期限(贈呈は例年6月ごろ、申し込みは8月末が目安)があるため、案内が届いたら早めに手続きを済ませておくと安心です。制度内容は変更される可能性があるため、投資前には必ずKDDIの公式IRページで最新情報を確認してください。
銘柄基本情報
- 銘柄コード: 9433
- 必要株数: 200株以上(1年以上の継続保有が条件)
- 株価(2026年8月14日時点): 約2,835円
- 配当利回り: 約2.8%
- 株主優待: Pontaポイント/ローソン・成城石井商品セット/寄付から選択(2,000円相当、5年以上保有で3,000円相当)
- 権利確定月: 3月(配当は3月・9月)
出典: KDDI株式会社 株主優待制度(公式IR)、楽天証券(いずれも2026年8月14日参照)

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